
長男が本気を出せばもう少し出来るようになるだろうといい方にしか予測せずに進んでしまったことは失敗だったのか・・・。それはまだ現時点でもわからない。
唯一の救いは長男は素行は悪くなく、黙っていればイイコに見える。
そのイイコに見える特権を生かし内申点では底辺にならずに済んだ。
順位がそのまま成績になっていたら1と2しか取れなかったのではないだろうか。
絶対評価様様である。
親が塾へ行けばなんとかなるだろう思考はダメだった。
本人が、塾に行ってなんとかしないと思ってないのだから。。。
それでも今まで頑なに塾など行かん!と言い通してきた長男も、さすがにヤバイと思ったのか、
素直に言われるがまま通いだした。
個人塾で熱心な先生が見てくれ、大手の塾より安かったのが大きかった。
なにせ、偏差値53を50後半まで上げてくれれば、それでいいと思っていたからね、私は。
偏差値5くらいお金を出せば簡単に上がると思っていたのですよ。
私自身塾なんて意味ないと思っていたくせに、子供は違う。この子はきっと塾に行けば出来るようになるんだって!
怖い事に思い込んでいたんだな・・・。その時は。
自ら勉強する事なんて全くって言うほどなかったのに!
私は長男の本質を見てなかったのだ。
↓怒ってはいるのに、やればできると思い込み、見てみぬふりをしていたのだ。

夏休みも終わり受験に向けてみんな走り出している頃、
塾の先生に納得いかない事が増えた長男の愚痴が増えた。
私達、親も子供の話す事が本当なら納得行かないなぁ、と思い不信感が募っていた。
モヤモヤしながら通わせるのもよくないと思い、話し合いをすることに。
夫と2人、塾終わりの先生を尋ねる。
22時過ぎから話はじめ、話合いは24時を超えた。
塾に行っても成績が上がらず、下がる傾向にあること。
「英検を受けろ。」と塾の先生に言われて受験する事を決めたのに、
英検前日に予定より何時間も遅くなるまで数学の勉強をさせられたこと。
それに対して納得行かないと言ったら、今更英検の勉強しても受からないと言ったこと。
こんな扱いされてまでお金払って通う意味はない。と私自身は思っていたが口には出さなかった。
なぜなら夫は、塾に行って勉強する時間も大事だと話していたからだ。
先生とは今後もよろしくお願いしますとの事で話が終わって様子を見る事にした。
ってハナシだったので、ホッとして帰宅した事を今でも覚えている。
しかし、長男翌日塾辞めた!って言って帰って来た!!!!
なんで?え?なんで?
「今日は、お前の意志を確認するって言われて塾長と話してたんだけど、もうここで勉強したくないって思ったから。じゃ辞めます。」って言った。
まぁ、個人塾だし、やる気がない子は教えたくなかったんだろうな。

塾の先生には落ちると言われた英検3級、1発合格だったし2次試験も合格しました。ひょっとしたら大手の普通の塾だったら伸びたのかしら・・・・(って今でもタラレバかよ!)
長男だが、理科だけは偏差値60以上をキープしていた。
本人も理科が好きだから工業もいいかもしれないと興味を持っていた。
しかし私達親は、私学の付属に通わせたかった。
付属の学校も何校か周ったが、どの高校ももう少し頑張らないと入れない学校ばかり。
それに比べ近所の工業高校は頑張らなくても入れる。
その公立の工業高校で知ってしまった。工業高校の大学推薦枠がすごい事を!
付属で気になっていた学校の大学も漏れなく推薦枠に入っている。
正直、ものすごくコスパが良く見えた。すぐ楽な方に転がる私と長男には申し分ない情報だった。
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