高度成長期に不動産と投資で財産を増やした母の手腕3

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くるみ
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母の手腕に気が付かず生きてきたけど、改めてきちんと備える事や増やす事が出来ていてすごいなと思うのであります。こうやってブログに残して置いたら母の生き方を私の子供たちにも残せるな!という気持ちで今回も書いていきたいと思います。

買った倍以上の値段で売る

私が小学生になる頃だったろうか。母の買ったマンションを売る事になった。

買った時の倍以上の価格で売れたそうだ。給与も年々増え、物価も上昇していた時代であるから

今の感覚で捉える事は出来ないが、今考えてもいい時期に売ったのではないだろうか。

その頃父は

私の母はこうやって家計管理を行い、財産を増やせるよう力を注いでいたように思えるが、

父はどうしていたかというと・・・

父は2代目経営者の特徴を兼ね備えたような人です・・・はい。

1代目は自分で悩みながら必死で努力してきたが、二代目はなんの努力もせずに経営権利が手に入るわけだ。

私の祖父は父に厳しい事を言う事もなく、「育てる」事には力を注がなかったんだろう。

父は経営者向きではないのは、はじめて会った人でも理解が出来るほどだ。

ただ、人間的に悪い人ではないし、母も父の事を悪く言うことは一度もないので、家族みんな仕方ないと思っていた。

父は財産を増やすために何かしたかと言われると、株をちょこちょこ買っていた。←祖父が株が好きだったので、その影響だ。

家では四季報や株番組がはじまるとチャンネルは祖父と父が独占する。

そして家を建て終わった後よくよく聞いてみたら財産の半分は日本株だった。

「ちょっとしか買ってない」なんていって、んーーー千万ってちょっとじゃないよね・・・。

一般の家庭で・・・。

私の考え

生活レベルを上げず投資に回しお金を増やした母の事は尊敬する。

だけど、親は家の財産を私達に話さなかった。

話さないと誤解が生じる。

お金はそこまであるとは思っていないから、思った以上にあったお金を使い弟家族が楽になるようにはお金を使うが、嫁いだ私には何もない。(今の所ね・・・。もう期待してないけど。)

今でもやっぱり相続はある程度きょうだいは平等であってほしかったと思うし、

お金の増やし方はしっかり教えてほしかった。と思う。

誰かが納得いかないようなお金の使い方はしたくない。

私はいい教訓になったと思う。

夫と私で貯めたお金は出来るだけ私達だけで使い切り、

息子たちには今からジュニアNISAをはじめさせ老後の蓄えにして、投資を覚えていかせようと思う。

私達が出来る事はお金を残す事ではなく増やす知恵を与える事だと思った。

両親の幸せを願う

両親は弟夫婦との2世帯生活で幸せに過ごしている。

自分たちの世帯の住む部屋は1LDKでこじんまりとしている。

前の家を取り壊す時にほとんどのものを手放したので、

今はスッキリ身軽な生活をしている。

余計なものは何もなく、孫も頻繁に預かり幸せに暮らしている。

このままどうか幸せな日々が続きますように。と願うのみだ。

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