
客室清掃の仕事には不満もなく、職場の人間関係も良好で辞める理由はなかったんです。ただベッドが重くて腰の調子が悪くてこのまま続けていいのか悩み始めていました。
自己紹介の時にも書いたのですが、私の働いていたホテルのベッドは重く、このベッドのお陰で腰の調子を悪くするパートさんは後を絶たないほどだった・・・。
私は腰が痛くなる経験は少ない方である。
しかし他の人に起こる事は私にも起こるのだ・・・。
出産前に腰がしんどかった時以来に久しぶりの腰の調子が悪くなった。
時期は夏休み明け9月半ばだったと思う。
職場のみんなは腰痛をかばうように痛み止めを飲み、毎日勤務する。
ベテランで仕事の早くてなんでも完璧にこなす大先輩ですら薬を頼りにしてる。
私は、師匠の動画を継続的にみているせいか、薬を飲む気にはなれず
コルセットを購入してみたり腰に安定感を与えるガードルを購入したりして、なんとなくしのいでいた。

前回書いた友人の言葉が頭をチラついていた気がするが、当時は意識していなかったように思う。
受験経験のある栄養士さんにはびっくりさせるかもしれないが、10月の時点で私の栄養士免許は旧姓のままであった。
何度も言うが栄養士の仕事をやる気はゼロだ。だから旧姓のままでも問題はなかったのだ。
それでも友人の言葉が残っていたのだろうか・・・
なんとなく旧姓のままだとなぁ。。。という気持ちになっていた。
とりあえず免許の書き換えだけでもしておくか!
と書き換えに向かう。郵送で行っても良かったのであろうけども、なんとなく時間が出来たので出向いてみたのだ。
今改めて考えると、10月のタイミングで栄養士免許書き換えにわざわざ出向いたのか・・・自分でもよくわからない・・・
しかし!ここが大きなターニングポイントになっているのだ。
そう、管理栄養士の願書がそこに置いてあったのだ!!!
私は何気なく手にして持って帰った。
そして持って帰ったからには願書を出してやろうという気持ちになったのだ!!!
2年制の専門学校卒の私は大卒のエリートさん達と違って実務経験というものが必要だった。
私は3年以上の実務経験はあるものの、20年近く昔の話。
さて、どうしたものか・・・。
調べてみると、私が勤務していた病院はもうなくなっていた。
文字で書くとこんな感じでサラっとしてるが、もう無理だと思ったね・・・。
そもそも願書が提出出来なきゃ受験なんて出来ないんだから。
だけど、なんか諦められなくて、以前一緒に働いていた先輩に20年近くぶりに連絡がついたり
奇跡が起きて、その奇跡が繋がっての繰り返しで11月は毎日どこかに連絡とれてうまく進むかな?と思うとダメでの繰り返し。
ひとつひとつ可能性ある事をしらみつぶしにダメ元で行う。なかなかハードな作業。
12月の願書提出まで書類が集まらなかったが、なんとかなんとか書類をかき集めダメ元で提出してみた。
諦めなかったのは、多分師匠が教えて下ったメンタルの基礎力上げを毎日毎日積み重ねた結果なんだと思う。
この時点で「あぁ、自分は一つ成長出来たんだな!」って思えた気がする。
(実は勉強より、この実務経験証明の為の作業の方が大変だったと今は思う。。。)
今までの私は強い期待だけや気合だけで乗り切ろうとしていたと思う。だからこそうまく行かないと落胆が大きく次に進めなかったのだ。
進めることが当たり前ではないと思いながら進むだけで、落ち込んでメンタルのHPを使い切る必要もないのだ。
これは瞑想の効果だったのかもしれぬ。