
今回は壊すお金含めて一体おいくらかかるのだろう・・・と不安になりつつ親に尋ねてみた話です。
何度も言いますが、弟は安月給。
私の中では親もたいした収入もあったように思えず(多少の不動産を持っていた事と、株を持っている事は知っていたが。)疑問ばかり湧く。一回考え出したら止まらずストレスになるほどだ。
これはもう聞いてみようと母に尋ねてみた。
母にそれとなく聞いてみた。
「(弟)はいくら支払うの?ローン大丈夫なの?」と。
母は答えた。
「低金利だからローンするメリットがあればそれでも良かったんだけど、計算したけどやっぱりローンは損だから払っちゃうよ。」
払っちゃうよ!
払っちゃうよって何?
いやいやいやいや、うちってそんなにお金あったの?
現金でドーンっと買ってしまうほどのマネーがあったの????
怖い。知らないって怖い。私が知らな過ぎたんだ。
その時に頭に浮かんだことは、
一緒に住むとはいえ、貸家付住居が弟には手に入り私には????
トンカチで殴られたような衝撃でその後、母とどんな話をしたかなんて覚えていない。
私は父に会った時に軽い感じで笑いを交えたように
「(弟)にはあんなにしてあげるって事は私達にも少しはくれるのかな?」
と。
父は迷うことなく
「大分お金使っちゃったからなぁ。わからないなぁ。」
・・・・・
その場でキレる事はしなかった。
でも、あぁ。私ってそんなもんなんだ。ってその言葉の後から父との間に大きな壁が出来てしまった。
父は、自分自身が長男で親の仕事を継いでいるので自分がしてもらったことを子供にしているだけなのだろう。
祖父は明治生まれで時代背景的には長男である父に家や事業を継がせることは当時の常識だったのだろう。
父の他にも兄弟はいたが、他の兄弟にどう財産を分けてあげたのかは詳しくは知らない。
祖父は私が言うのもなんだが、日本の時代の変化と共に商売を成功させた頭の良い人だ。
しかし父はその祖父の努力をただ継いだだけの人。苦労を知らない人なのだ。
人間的に悪い人ではない。でも思慮深さはなく単純な人なのだ。だから私の事は嫁に行った娘としか思っていないのであろう。悪気があるわけではないのだ。
頭の中では、こんなにきょうだい格差があるものなのか・・・と反芻思考に陥り来る日も来る日も夜になると涙が止まらなくなった。
そのうち仕事中でも反芻思考がはじまり仕事してても涙が出てくることがあった。
多分、お金の問題だけではない。
親が弟の人生だけ考えているような気がしてショックだったんだ。
自分の存在価値を親から否定されたような気持になったんだろう。
例えば、親が持っているお金に対してどう使うか相談してくれていたらこんなに落ち込んだのだろうか?
もっと私にも意見を聞いてほしかった。
↓当時、客室清掃のパートをしていて、モヤモヤと浮き上がる父の言葉が辛かった。

当時私は、長男の事でも悩みを抱えており、
精神的にいっぱいいっぱいだった。
親からの打撃と長男の事で流産の時以来の精神的不安定期がやってきた気がする。